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【感想・書評】『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術 田中泰延』は文章術のビジネス書だった!

【感想・書評】『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術 田中泰延』は文章術のビジネス書だった!ビジネス書
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タシゲンくん
タシゲンくん

文章術の本って最後まで読めないよね。

ブログを書くにあたって、ボクは10冊ほど文章術の本を読みましたけど、どれも最後まで読めた試しがない。

そして、今回、紹介するのも文章術の本『読みたいことを、書けばいい。』。

この本はSNSでも話題になっていたので、存在は知ってました。

SNSを眺めてみると、

「声を出して笑いながら読んだ」

「字がデカイ!読みやすい」

「楽しくためになる」などなど。

うさん臭い。。。

タイトルに“文章術”って入ってるし、どうせまた似たような文章テクニックの本でしょと敬遠してました。

そんなある日、近所の本屋のスタンプカードが貯まったので、暇つぶしに何かないかと手にとったのが『読みたいことを、書けばいい。』。

しかし読み始めたら止まらない。

というか、最後まで読めば、参考になることが書いてあるんじゃないかと思って。

まあ暇つぶしどころか読み終わったころには、気がつけば日が暮れた。

そして読みながら、本当に声に出しては、さすがに笑えない。

字がデカイので、中身もスカスカで薄いのではと思ったけど、やっぱり内容も薄かった。

一応、文章を書くものの端くれとして、ちょっとは参考にはなるところもあるにはある。

今回は、ただ読みたいことを書けばいいっていうことを回りくどく書いてある本『読みたいことを、書けばいい。』の紹介です!

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『読みたいことを、書けばいい。』の著者:田中泰延ってどんな人?

田中 泰延(たなか ひろのぶ)

1969年大阪生まれ。早稲田大学第二文学部卒。

1993年株式会社電通入社。24年間コピーライター・CMプランナーとして活動。

2016年に退職、「青年失業家」と称しフリーランスとしてインターネット上で執筆活動を開始。

現在は映画・文学・音楽・美術・写真・就職など幅広いテーマの文章で熱狂的な支持を得られています。

読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』が初の著書。

『読みたいことを、書けばいい。』はなんのために書かれたのか?

『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』©︎田中泰延 / ダイヤモンド社
『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』©︎田中泰延 / ダイヤモンド社

この本の表紙には「文章術」と明記してある。

しかし、書くためのテクニックを教えようというものではない。

そうではなく、書くための考え方を示す本である。

『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術 田中泰延』より引用

文章術のテクニックが書かれた本を何冊読んでも、文章力が上がったためしはありません。

なので、これは自分が書いていて楽しい、自分が読んで楽しめる文章=“読者としての文章”を書くために書かれた本です。

著者の田中泰延さんは文章を書いて生活してるけど、テクニックは必要ないと断言。

じゃあそんな田中泰延さんはどんな文章を書いて、生活してるんだと気になる。

そこで、この本には田中泰延さんの書いた記事がQRコード付きで紹介されてます。

まずはボクが興味をもって読んでみて面白かった記事を2つ紹介しますんで、読んでみてください。

どうです?

回りくどくて、長ったらしくって、最後まで読めないですよね。

読みたいことを書いてるかは分からないけど、まあ自分が書いて楽しんでることは伝わってきますねw

自分が読みたいことを書けば自分が楽しい

『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』©︎田中泰延 / ダイヤモンド社
『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』©︎田中泰延 / ダイヤモンド社

本書では、「自分が読みたいものを書く」ことで「自分が楽しくなる」ということを伝えたい。

いや、伝わらなくてもいい。すでにそれを書いて読む自分が楽しいのだから。

『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術 田中泰延』より引用

おそらくというか、絶対、田中泰延さんの言いたことはこれだけ。

自分が面白いと思えない文章を書いても、他人が読んでも面白いと思えるはずがない。

だから自分が読みたいことを書く。

当たり前で、非常にシンプルな文章術。

よくブログの書き方の本なんかに読者目線で、ペルソナを意識してなんて書いてありますけど、読者は想定しなくても大丈夫だって。

自分が書いた文章を最初に読むのも自分だから。

自分が面白いと思えない文章は書いてもムダってこと。

他人の評価を気にしてもしょうがないし、どうせ誰も読んでないんだから、書いた文章を自分が面白いと思えれば、それで幸せなんだそう。

本当に誰も読まなくだろうね。このブログみたいに……。

ネットで読まれてる文章の9割は「随筆」

『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』©︎田中泰延 / ダイヤモンド社
『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』©︎田中泰延 / ダイヤモンド社

じつは、書きたい人がいて、読む人がいる文章のボリュームゾーンは「随筆」なのである。

わたしが随筆を定義すると、こうなる。

「事象と心象が交わるところに生まれる文章」

人間は、事象を見聞きして、それに対して思ったこと考えたことを書きたいし、また読みたいのである。

『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術 田中泰延』より引用

このブログも映画評論もネット上で読まれている文章はほとんどがこの「随筆」なんだそう。

まず見聞きした事象に出会い、そのことについてしっかり調べて、感動したり、疑問に思うなどの心象を抱き、そして考え、その考えた過程も含めて自分に向けて書けばいい

小難しいこと並べて、回りくどいけど、

つまり読みたいことを、書けばいいじゃんって言ってるわけですね。

書く形式は起承転結でいい

『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』©︎田中泰延 / ダイヤモンド社
『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』©︎田中泰延 / ダイヤモンド社

じゃあ具体的にはどうやって書けばいいの?

と疑問が湧きますよね。

書く形式は「起承転結」でいいと田中泰延さん。

起:実際の経験だという前置き

承:具体的になにがあったか

転:その意味はなにか。テーゼ化

結:感想と提言。ちょっとだけ

『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術 田中泰延』より引用

つまり「事象に触れて論理展開し心象を述べる」という随筆には、この起承転結がうってつけだと。

ブログの書き方では、結論を先に書けと言われますけど、そんなことは気にせず、起承転結で、読みたいことを思う存分、書けばいいそう。

小説じゃないんだから、起承転結で書いたって、本当に誰も読まなくなるだろうね。

書くことは生き方の問題

『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』©︎田中泰延 / ダイヤモンド社
『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』©︎田中泰延 / ダイヤモンド社

自分のために書いたものが、だれかの目に触れて、その人とつながる。

孤独な人生の中で、誰かとめぐりあうこと以上の奇跡なんてないとわたしは思う。

書くことは、生き方の問題である。

自分のために、書けばいい。読みたいことを、書けばいい。

『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術 田中泰延』より引用

「書けば、人生なんか、ある日、パッと変わるんや」

という小説家の田辺聖子さんの言葉を聞いて、

書き続けていた田中泰延さんがいきなり「映画評論を書いてみませんか」と言われ、

その映画評論を読んだ糸井重里さんと出会い、

そしてまたその評論を読んだ編集者から「書籍を出しませんか」と声をかけらる。

書くことで出会いが生まれ、人生が変わった瞬間。

文章というのは自分のために書くこと。

当たり前のことだが、気づかされたよ。

ブログを始めて、PV数や収益を毎日気にして、他人の評価にとらわれて、がんじがらめになっていた自分がいたのかと。

自分で読んでも面白くないのは、そりゃー他人が読んでももちろん面白くない。

これからは自分のために自分が楽しめる、自分が読みたい文章を書いていきたい。

ってただの自慰行為。

書くために文章術の本を読んではいけない。

『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』©︎田中泰延 / ダイヤモンド社
『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』©︎田中泰延 / ダイヤモンド社

『読みたいことを、書けばいい。』の中には章の終わりにコラムが載っています。

でもオマケじゃない。

実はデカイ字の本文より、コラムの方が役に立つ文章術が掲載されてます。

本文のデカイ字に対して、老眼の人には辛い小さな文字で書かれているコラムですけど、これから読まれる人は本文よりコラムを読んでください。

タシゲン
タシゲン

本文より重要だから、コラム。が

そんなコラムの中で「書くために役立つ本」ではなく、「書くために読むといい本」が紹介されてます。

この中でボクがちと読みたいと思って、アマゾンでポチった本を紹介。

✔️『輝ける闇』『ベトナム戦記』開高健

この2冊は、作家・開高健が特派員としてベトナム戦争の最前線に赴いた時に書かれたもの。

『輝ける闇』は小説で、『ベトナム戦記』はルポルタージュ

だけど読んでるみると、不思議なことに逆に思えるとのこと。

開高健は、広告コピーライター、ルポ・随筆を書くライター、そして小説家と3つの立ち位置を横断して生きた作家である。

ライターを志す人は、彼が書いたものの立ち位置をそれぞれ検証することで、無数の気づきがあることだろう。

『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術 田中泰延』より引用

ボクは今まで何かの役に立つようにビジネス書ばかり読んでいました。

でも「本を読むことは、何かのために読むのではなく、読むために読む」と田中泰延さん。

これからは読みたい本を読んでいこう。

と思ってもビジネス書の方が面白いんよね。

役に立つし。

この本もビジネス書じゃないと否定してるけど、しっかり自己啓発して、ビジネス書してるし。

読みたいことを、書けばいい。

『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』©︎田中泰延 / ダイヤモンド社
『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』©︎田中泰延 / ダイヤモンド社

読み始めは随所に挟まれる小ネタが少しクドイなと思いつつ、読み進めると、だんだん真面目に文章術の本みたいになってきて、結果、文章術の本でした。

書いてあるのは、読みたいことを、書けばいい、ただそれだけ。

このシンプルな方法を実践すれば、奇跡が起きて、人生が変わるかもしれない。

そんな淡い期待を胸にこれからも書き続けても、当然、人生は変わらない。

ただ、読みたいことを、書いても人生は変わらない。

だったら、きちんと文章の基本の型を勉強しましょう。

それから人を操って人生変えましょう。

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